砂漠で意外に洪水の被害が多いのは何故か その2
砂漠には旧河道という道があります。
その道はかつてそのようなメカニズムで洪水が起こった跡です。
旧河道は平らで歩きやすいので、旅人はこの道をたどって砂漠を渡ろうとするのですが、いったん雨が降ると、それが裏目に出て命を落とす者も出るわけです。
また、砂漠に雨が降るのはたいてい夕方で、それが集まって鉄砲水になるのは夜。
ちょうど、旅人たちがぐっすり眠りにつくころですよね。
油断して道の真ん中で寝ていると、言葉どおり寝耳に水をくらうことになります。
だから、砂漠での露営は、小高い場所を選ぶのが命を守るコツになっています。
もちろん、雨の絶対量は少ないのだから、こんな事故が頻繁に起きるわけではありません。
洪水が同じ場所で起きるのは、10年か20年に1度あるかないかだといわれています。
