アジア情勢と中国 5
「一方、北朝鮮ですが、われわれは北朝鮮の金日成の気まぐれに付き合いながら、韓国との関係を保つことはできません。
ところが、中国人は彼の気まぐれにある程度付き合っているのです。
つまり北朝鮮に対し、より柔軟な態度をとっています。
この点が北朝鮮との関係における中ソのノ番の違いだと思います」。
・・・このチャイナウォッチャーのなかでも、アジアにおける中国外交に最も大きな期待を寄せているのが、アメリカ国務省の中国課長でしょう。
課長は語っています。
「冷戦が終わったとはいっても、世界にはいまだに混乱や不安が残っているのです。
われわれは米中双方にかかわる重要な国際問題に関して真剣に対話を継続するつもりです。
すぐに思いつくのはアジア地域の問題で、ここで中国は重要な経済的な役割を果たしています。
中国の経済力は間違いなく巨大なのです」。