通信の価格破壊
分割後のAT&Tは市内に再参入するため、地域通信会社であるSBCコミュニケーションズを買収する交渉を持ちかけて失敗。
MCIも地域参入に苦労しています。
その中でM&Aに相次いで成功、急成長している会社です。
日本進出に当たり、ワールドコムが目をつけたのが東京の下水道でした。
下水道は地下に網の目のように張り巡らされています。
下水管の天井に光ファイバーを吊して、インターネットFAXなどの通信ネットワークを建設しようというのです。
すでに東京都と接触、下水道に通信網を建設する内諾を得ています。
同社はこれを使って、丸の内や大手町、新宿などオフィスが立ち並ぶビジネス街の通信需要を、NTTから奪おうというのです。
NTTの市内網を使わなくても長距離や国際電話がかけられ、インターネット接続ができれば、NTTにとっては、市内通話3分9円で進出してくるTTNet以上の脅威になります。